土葺きの屋根をかけました

土葺きの屋根をかけました

2026.02.23

建前が無事完了し屋根工事に入りました

屋根をかけます

 

 

建前工事(ひとつ前の記事をご覧ください)の

最終段階の屋根じまいの工事では

野地板と言われる檜の屋根材の上に

同じく檜の皮をひきます

 

木々の皮は木を生かす為

強靭でなおかつ防水の機能に長けています

木の皮がこのような性質をもつ為

木は巨木になっても老木になっても

皮の内側にある水路を使い地中より水を吸い上げ

生き生きと生き続ける事が出来るのです

 

その皮を野地板の上に敷くのです

現代のアスファルトルーフィングの代わりをします

(アスファルトルーフィングは防水シートです)

 

 

檜の皮の上に瓦土をのせます

瓦土の上に瓦がのります

 

土を檜の皮と瓦の間におき密着させ

縦横まっすぐ瓦を伏せていきます

熟練の技術によりくるいなく瓦が並びます

 

瓦の並んだ様子は甍(いらか)と言われ

整然と並んだ様子が波のように見えることで

甍の波という言葉が出来ました

 

材料のお話しです

瓦は高温でいぶして作る三州三河のいぶし瓦です

この地域の伝統的な建物ではこの瓦が使われていて

暑い夏も凍てつく冬も長きにわたり

建物を守ってきました

いぶし瓦の寿命は100年をゆうに超え

空に向かって先頭で過酷な条件に耐え続けます

 

 

こうして屋根が出来ていきます

 

この建物は愛知県で建築中です

柱や梁その他の木 すべて愛知県産材にて作られます

瓦も愛知県三河地域で作られたものです

瓦の下にしく土も愛知県三河地域のものです

 

その昔 建物は「地産地消」で造られました

現代の建築は海外の製品により作られることが多いです

建物が建つ地域で育った…またとれたもので

造られる家は それぞれの地域で生まれた材料が

その地の気候風土により守られ長く生き続ける・・・

そう思います

 

もちろん職人さんも皆 愛知県人です

 

続きは・・・

土壁工事の様子をお届け致します

 

 

 

 

 

 

 

 

お問合わせ